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なぜ社員やスタッフ、選手たちにマイナスな言葉を掛けてはいけないのか?


「教育」と「呪い」を履き違えた経営者なり、指導者は存在します。
 
社員教育という名の下、部下のダメな部分をあげつらい、正論でねじ伏せるような方々は普通に存在します。
 
そしてそのような間違った「謎めいた教育」を施された社員はやがてうつ病になるか、転職するか、独立するかです。優秀な社員ほど真面目で、上司の言うことをそのまま受け止めます。
 
そのような社員が辞めていく時、社長は「あいつは精神的に弱い」「うちの社風に合わない」などと平気で言います。
 
結果としては、その「社員教育」をある意味で全く聞き入れない話を聞かない社員だけが、その組織に残り、やがてその組織は衰退します。
 
優秀で真面目な貴重な人材が流れ去り、仕事に対して重要度そのものが低い人材のみが残るような悲惨な結果となります。
 
DAISUKEKOIDE.COMでは、そのような何かを履き違えた謎めいた教育のことを「呪い」と定義していますwww(いや本当に、施された側の内部表現には、長期に渡ってある種トラウマのごとくリアルに呪われます。)
 
「とは言っても、うちの社員は言わないとわからないんだ」
 
といってしまう経営者もいらっしゃいますが、それは学ぶことが圧倒的に足りない経営者です。学がなさすぎるのです。平たくいえば「科学的に間違っている」ことを「自分の経験則のみ」によって、ただ感想を語っているだけだということです。それがシンプルにスコトーマ(心理的盲点)です。
 
いわゆるアルゴリズムエラーです。スマホアプリでいえば、フリーズしてしまっているということです。
 
社員を教育していくということ、人間の成長を促進するということを真摯に捉えた時、脳科学、認知科学、哲学などの学問は欠かすことのできない重要なものです。
 
真摯に社員や選手に対して向かい合い、真に目の前の人間を成長させようとするとき、「脳のカラクリ」を踏まえることでしか、我々人類は一歩も進めないことがわかります。
 
脳とはなにか?
無意識とはなにか?
ホメオスタシスとは?
共感覚による内部表現の書き換えとは?
 
様々な概念や理論は存在しますが、このお話が一番臨場感が高いのでご紹介します。
 
ヨーロッパのある国に死刑囚がいました。
 
彼はある医師から、「人間の全血液量は体重の10%が定説になっているが、それを証明する実験をしたいので協力してほしい」と持ちかけられます。
 
申し出を受け入れた彼は目隠しをされ、ベットに横たわり、血液を抜き取るため足の指先を小さく切開されました。
 
足元には容器が用意され、血液が滴り落ちる音が実験室内に響き渡ります。
 
やがて実験開始から5時間、血液の総量が体重の10%を越えた!と医師が大喜びしたとき、この死刑囚はすでに死亡していました。
 
ところがこの実験、実は血液など抜き取っていなかったのです。彼にはただ、水の滴の音を聞かせ、体内の血液が失われていると思い込ませただけだったのです。
 
これがノーシーボ効果であり、ヴードゥー死です。
 
水滴を効かせただけで、人間はいとも簡単に死んでしまうのです。
 
人間とは非常に情報的な生き物であるということです。情報が物理を書き換えるという現代物理は人間という生命にももちろん有効ですということかと思います。
 
権威のあるものに暗示をかけられることによって、人間は死に至るほどの計算を、脳の無意識はいとも簡単に弾き出してしまいますということです。
 
権威のあるもの(経営者なりリーダーなり)に「お前はダメだ」「こんなところが足りない」といった言葉をかければ、その人間は見事にクリエイティブに、そのようなダメで足りない人間に育ちます。
 
「お前はダメだ」という言語情報に対して、ホメオスタイスがフィードバックするということです。
 
極めてシンプルな理論です。
 
DAISUKEKOIDE.COMでも、企業のスタッフの皆様へのコーチングなどを行うこともありますが、「なぜ怒らないのですか?」「優しすぎませんか?」ということを疑問に思う方もいらっしゃいます。
 
その回答は、上記のようにシンプルです。
 
厳しく怒り、叱ったとしても、意味がないからです。(人間の成長というゴールから見て)
 
意味のない、効率の悪いことをする必要はないのです。
 
DAISUKEKOIDE.COMは「科学に依拠する」とはそのような理由からです。「ただ単に優しい」のではなく、その裏側には膨大な科学のバックグラウンドがあります。
 
ラッセルの言い方を借りれば、それが人間の成長を促進するというゴールに対する「知的誠実さ」です。
 
物事は真か偽かであり、真なら信じるべきで、偽なら信じるべきではないということだ。
 
私たち人間はより論理的に、そして知的にありたいと思う一方で、しばしば情動支配による判断や行動をしがちな生物です。(コンピュータとは違い、人間は愛すべきポンコツくんです。)
 
そして経営者が「怒る」場合のほとんどは、真の意味で「その社員」のためにはならないということですし、その裏側には「経営者自身が情動に支配されて抽象度が下がっている」ということです。
 
人間を育てようとするときに、そのようなエレガントに設計された科学を用いて取り組めば、そのように結果を出すことができます。
 
真摯に愚直に学びたい方はサポートいたします^^
 
素晴らしいスタッフを育て、素晴らしいチームを作り、現状の外側へどんどん飛び出しましょう!

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