風はろうそくの火を消すが、炎を燃え上がらせる
とは、我らのブラックスワンナシーム・ニコラス・タレブ先生の名言です!
タレブ先生はこの名言を、
ランダム性や不確実性に対する私の前向きな考え方をずばり言い表している
と絶賛しています!(いやまさに、書き出し部分から反脆弱性全てを物語るタレブ先生が見事です)
歯に絹着せぬ物言いがなんとも痛快で素晴らしい、我々の先生だと思います^^
この世は不確実であり不確定であるならば、タレブは脆弱性とは対称的な「非脆弱性」こそが必要であると説きます。
不確実性を生き抜くだけじゃない。乗り切るだけでもない。不確実を生き抜き、ローマ時代の積極的なストア哲学者たちのように、不確実性を自分のものにするべきなのだ。(中略)説明不能なものを手なずけ、支配し、さらには征服することだ。
しかし、脳のカラクリを考えた時、タレブ先生の言う「非脆弱性」は非常にエレガントな哲学であるように思います。
衝撃に耐える力ではなく、衝撃を味方にし、不確実な世界を征服しろとタレブ先生は叫びます!
反脆さは耐久力や頑丈さを超越する。耐久力のあるものは、衝撃に耐え、現状をキープする。だが、反脆いものは衝撃を糧にする。
ゴール設定においても日常的な行動においても、我々はどこか決定論的に物事を捉え、考えてしまいます。
そんな時、タレブ先生はこう叫ぶでしょう!
ずば抜けて頭は良いけれど脆い人間と、バカだけれど反脆い人間、どちらになりたいかと訊かれたら、私はいつだって後者を選ぶ。
我々はタレブ先生に習いながら、ずば抜けて頭の良い反脆い人間になりましょう!
ずば抜けたIQ、高い抽象度を自在に浮遊しながら、現状の外側の高すぎるゴールへ向けて、反脆さを果敢に発揮して行く人々を支えることが、DAISUKEKOIDE.COMのゴールの一つでもあります。
Stay hungry,Stay foolish.
であり、
Crazy one
かと思います。
ゴール設定をした後、どうすればいいですか?
といったご質問をいただくことがありますが、タレブ先生に言わせれば、「思いついた面白そうなことやれば?」ということかと思います。
高いゴールを掲げ、そこから見えてきた飛び込んでくる様々なものを、無意識に選ばせればいいかと思います。
その時のフィルターは、「面白そうかどうか」という非常に反脆い感覚で良いように思います。(実際、なんとない経験からしても、そのような行動の方がうまくいく感覚が我々にはあります)
ゴール設定をして、そこから逆算して計画を立てることは非常に重要です!(苫米地手帳のあり方かと思います)、
大切な視点は、その計画自体が矛盾していてもいいし、順番通りでなくてもいいし、「こうした方がいいよね」的な気軽なアイデアでいいということです。
そう考えれば、
ゴールを設定した後、どうすればいいですか?
という問いに対して答えられることがあるとすれば、
want toで好きなことをやってください
かと思います^^(おそらく苫米地先生も数億回のレベルでいい続けていらっしゃることですね)
要は設定すれば、あとは好きなことをしていればいいのです。いまいち自分のゴールにつながらないように感じても、それは決定論的な脳がそう判断しているだけです。
我々には判断しようがないのです。そして、「好きなことをしていればいい」ということそのものが、タレブ先生の言う「反脆弱性」そのものかと思います^^
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