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ダメリーダーでいいじゃない。プロコーチ直伝「ダメリーダーのススメ」


 
指導者として・・・
経営者として・・・
教師として・・・
監督として・・・
 
指導者、経営者、監督など、人を導いていく立場の方ほど、自分は優秀で、清廉潔白で、誰よりも優れていなければ!というブロックが存在するケースが目立ちます。
 
「優秀でなければ!」という「リーダーとしてのイメージ像」を描くことは素敵なことですが、その「なんとなくな世間的なイメージ」に縛られてしまい、多くのモノを見えなくしてしまう=スコトーマ(心理的盲点)を作ってしまうケースは往々にして存在します。
 
 
 
私の提供するジャイロボーラーコーチングでは、「ダメリーダーで何がダメなんだろう?」という視点から、もう一度ご自身のリーダー像を描いてみることをオススメしています。
 
何言ってるんだ!リーダーは一番じゃないとダメだろ!
 
 
という声が聞こえてきそうですが、「ダメリーダー」という視点を持つことによって、「優秀とはなにか?」という新たな視点を獲得することができ、スコトーマ(心理的盲点)が外れ、新たにリーダーとしての「ゴール」を見直すきっかけとなります。
 
結論から言えば、ほとんどのリーダーの方が、「あ、そうか。世の中のなんとなくのイメージのリーダーに縛られなくても、自分なりでいいんじゃん」となります。
 
今回はそんな「ダメリーダー」の視点に、科学的なコーチングのエッセンスを盛り込みながら、ご紹介したいと思います。
 

引き出すとは聞きまくることである

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自分が全てを知っていなくては・・・
この領域において、自分は完璧でなくては・・・
 
「自分が答えを持っていなければならない」これは、リーダーの方が持つありがちなブロックのひとつです。
 
しかし、ジャイロボーラーコーチングの視点からいくと、むしろ、「答え」や「正解」というものを必ずしも持つ必要はありません。むしろ絶対的な答えや正解を持ってしまう方が、視点を狭める要因となってしまい、スコトーマを作ってしまう原因となりやすいのです。
 
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
 
昔から、こんなことわざがあります。しかし、ジャイロボーラーコーチングでは、このことわざを勝手にアップデートして、クライアントである指導者や経営者の方にオススメしています。
 
聞くは瞬間の楽しみ、聞かぬは一生の損
 
「聞く」とは、社員や選手、チームメンバーに対してです。
 
どうやったら、もっと良くなるかな?
何を改善すれば、勝てるようになるかな?
 
チームメンバーに様々なことを聞く時、それは同じゴールに向かって共に意見を交わしたり、アイデアを出したりする。それは言い換えれば「瞬間の楽しみ」であると考えています。お互いが違う視点から見ることによって、お互いのスコトーマを外しながら、新たなゴールを設定していくことこそ、「チームで大きなゴールを目指す」最大の喜びなのではないでしょうか?
 
むしろ、そんな風に進んでいくことができないと「一生の損」じゃないですか?ということをご提案したいのです。
 
知恵やアイデアのないところから、新たなものをメンバーと共に生み出していく。失敗もやり直しもあるかもしれません。しかし、それを全て込みで、楽しめるかどうか?
 
そこに、「リーダーが答えを持っていなくては!」というプレッシャーは必要ありません。
 
 

集めたい?それとも育てたい?

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優秀な指導者の周りには、優秀な人が集まる
 
これも、一見すると当たり前のように思うことがあります。しかし、優秀な指導者の周りには、集まってくる以上に、勝手に育ってしまうケースが非常に多い現状があります。
 
求人を出しても、優秀な人が全然集まらなくて・・・
ウチは公立高校だから、トップレベルの選手なんていないんです・・・
 
これは、自分の周りに集まってくれた仲間に対して大きなスコトーマを指導者自らが作ってしまうケースです。そんな時、こんな質問をします。
 
あなたは、優秀な人材を「集める人」になりたいですか?それとも「育てられる人」になりたいですか?
 
ほとんどの指導者の方の場合が「育てられる人になりたい」とおっしゃいます。経営者や指導者の最大の楽しみは「人を育てる」ことにあり、「集める」ことではないからと言えるでしょう。
 
そのために、はじめにご紹介したように、指導者の方に「聞くは一瞬の楽しみ、聞かぬは一生の損」というプリンシプルをご紹介すると、「そうか。実は自分の周りには、宝物がゴロゴロ転がっているじゃないか!」とスコトーマが外れる方が非常に多いのです。
 

目の前にある飛躍へのヒント

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もちろん、優秀な人材を集めることができれば楽なのかもしれません。しかし、自分の周りに集まってくれた仲間たちの才能を「聞く」ことにより引き出し、同時に指導者自身のスコトーマもどんどん外しながら共に成長していくことの方が、きっと楽しいはず。
 
そんなリーダーに「優秀さ」も「清廉潔白」も「答え」も「正解」も必要ありません。必要なのは、リーダーとして、チームメンバーを「観る」「聞く」「感じる」そしてその中から、全く新しい「答え」を共に見つけていくという新たなコンフォートゾーン(居心地の良い領域)を獲得することではないかと思っています。
 
メンバーたちの心からのwant to(〜したい)に耳をすませ、ゴールを見つけるためにサポートし、メンバーたちのまだ見ぬ才能を次々と開花させていく。
 
そんなリーダーが、日本だけでなく、世界に広がってくれることを心から願いながら、プロコーチの活動を続けています。
 
世間の「なんとなくのイメージ像」に惑わされることなく、自分なりの「リーダー」をそれぞれの方に持って頂きたいと思います。立派であったり、かっこ良かったりする必要なんて全然ありません。ダメリーダーで上等!じゃないですか。その方が魅力的ですし、人間っぽさもある。
 
メンバーの力を借りながら、メンバーと一緒に大きなゴールへ果敢に挑む。そんなチームリーダーがどんどん増えてくれることを願います。
 

<まとめ>

・世間のイメージで「リーダー」を捉えていないか?
・聞くは一瞬の楽しみ、聞かぬは一生の損という視点を取り入れてみる。
・素晴らしいメンバーは「集める」のではなく「育てる」もの。その為に必要な「聞く」「観る」「感じる」
・メンバーそれぞれのwant to(〜したい)に視点を当てる。それこそが、全てのカギとなる。
 
 
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