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一軍のマウンドで緊張して力を発揮できない投手は洗脳を解くことからはじめよう。コーチング基礎


「緊張で、マウンドで全く力が出せない」
「マウンド上で何が何だか分からなくなる」
 
クライアントの中には、そのような悩みを抱えた選手がいます。
 
緊張という言葉の定義を知らず、なんとなく無意識に「緊張」という概念(情報)を受け入れてしてしまい、才能があるにも関わらず、二軍暮らしが続くことほど辛いことはないでしょう。
 
一方で、「緊張」に対する漠然としたイメージに対する書き換えを行なっていくことによって、その問題は一瞬に解決することができ、マウンド上でのパフォーマンスは一気に高まります。これがコーチとしてのファンクション、機能です。言語、非言語問わず、書き換えを行なって行きます。
 

「緊張」の意味

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これは野球に限らず、多くのスポーツ分野でも言えることですが、「緊張」という概念をはっきりと理解せず、「しない方がいいこと」として認識してしまっている選手は、驚くほど多いのです。
 
緊張は「悪いこと」なのでしょうか?
 
緊張は「しない方がいいこと」なのでしょうか?
 
その答えを導き出すにはまず、「緊張」という言葉の意味を調べてみる必要があります。
 
緊張・・・引き締まって緩みのないこと。心を引き締めること。google調べ
 
いかがですか?
 
結論から言えば、マウンド上で「緊張」することは、素晴らしいことだと気づくと思います。緩みっぱなしで、心に引き締まりのない選手が、どうやって相手打者と命を削るような勝負ができるでしょうか?
 
お気づきのように、「緊張」とは「めちゃいいこと」であり、大切なのはそれを「コントロールすること」にあります。
 
例えば、宮本武蔵のような剣豪が、強い相手との勝負を試みるとき、緩みっぱなしで、心ここにあらずであれば、きっと一瞬でやられてしまうことでしょう。
 
井上雄彦さんの作品「バガボンド」(宮本武蔵のマンガ)第12巻では、このようなシーンがあります。宮本武蔵が鎖鎌(くさりがま)の達人「宍戸梅軒」(ししどばいけん)と戦うシーン。戦闘が始まってすぐ、梅軒が繰り出す分銅(鎖鎌)が武蔵の鼻をかすめた瞬間に、武蔵は気づくのです。
 
ふと武蔵は気づいた・・・
この梅軒に比べて自分はーーー
宝蔵院胤舜との戦い
柳生四高弟との戦い
天下無双 石舟斎との対峙
 
己の全てをぶつけた戦いの後で生じた
 
心のすきま
 
あの時気づくべきだった・・・
 
甘っちょろくも油断していたとーーー
 
一介の浪人に過ぎなかった武蔵は、有名な剣豪たちとの勝負の中で、ある種の自信を高めながら、旅を続けていました。しかし、宍戸梅軒と相対したとき、「自分はここまで強くなった」という自信と「命のやりとりにおける心構え」は別ものであると悟る瞬間です。
 
彼らの場合は野球と違って、それこそその場で切られればすぐに死んでしまいます。まさに武蔵は「緊張」をコントロールすることそのものが大切だと悟り、自分は間違っていたと気づくのでした。
 

緊張しちゃダメだ!と焦っているだけ

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要するに、「緊張して思うような結果が出せない」という選手は、そのとらえどころのない「緊張」という概念をどうにか消そうと脳を無意識に働かせます。
今自分が感じている物は悪い物で、それを消さなければ、試合で良いパフォーマンスを出すことができない。と思い「焦っている」だけです。そのアルゴリズム(内部表現)は「試合で良いパフォーマンスを発揮できない」というコンフォートゾーンを見事に作り出し、見事に毎回同じように打ち込まれ、制球に苦しみ、やがて2軍に戻って行くのです。
 
緊張という概念を敵に回し、相手との勝負を楽しむ前に、自分の生み出した「緊張」という幻想に負けてしまっているのです。
 
脳の働きから見ると、「扁桃体」や「海馬」など情動を司る脳の部位が活性化し、前頭前野(IQの高い判断や思考をできる脳の部位)を使えておらず、マウンド上でIQが下がり、周りが見えなくなり、様々なものを忘れ、気づけば大量失点を喰らってノックアウトされているのです。
 
でも、今日知りましたよね。「緊張」は「した方がいいもの」であり、大切なのは、それを「コントロールすること」です。
 
 

緊張をコントロールする

 
緊張が勝負において「した方がいい」ものであることが分かれば、あとはそれを意識的にコントロールするだけです。
 
あなたがマウンド上で「緊張状態」をコントロールできるとしたら、どのようにコントロールしたいでしょう?
 
マウンド上の投手であれば、きっと「下半身」には、しっかりとしたどっしりとしている「緊張」があってもいいでしょう。土台がフワフワしてしまえば、きっと質の高いキレのあるボールは投げることができないはずです。
 
さらに下半身と上半身を繋ぐ骨盤や丹田などに、独自のイメージがあってもいいかもしれません。自分の中で、勝負に備える感覚を身につけることが非常に重要です。それこそが本物の「緊張」であり、ジャイロボーラーコーチングでは、そういった部分を共に深く探ります。これこそが武術家、スポーツ選手にとって楽しい作業であり、これにコレが正しい!という答えがないからこそ、面白いのです。
 
一方で、上半身、特に腕、首、あたりは引き締める必要はないでしょう。どちらかといえば、上半身は柔らかいムチのように、下半身からの連動を伝えるようなイメージがあるといいでしょう。その辺りも、一人一人の独自の感覚があるでしょう。結果的に同じことをやっていたとしても、表現やイメージは全く異なったものになります。
 
苫米地理論で言うところの「内部表現」を選手ごとに再構築し、書き換えを行なっていく作業です。「緊張」に対する常識を書き換え、Rを揺らがせることにより、新たなブリーフに書き換え、それを認識にあげることでコントロールを行なって行きます。
 
これはどんなイメージでも使えますので、ぜひ試してみて下さい。これは二軍でくすぶる投手だけではなく、様々な抽象度で活用することができるテクニックとなります。
 
マウンド上の投手にとって「緊張」をコントロールし、それを身体に落とし込むことはとても重要な概念です。
 
苫米地理論でいう「緊張をコントロールする」という現状の外にゴールを設定することで、その方法が見えてきます。
 
ジャイロボーラーコーチングのブログにたどり着く方は、もともと「IQの高い」「次世代を担う」ような方々ばかりです。僕もそのような方向けにブログを書いていますし、あなたが何も望まないのなら、ここにはたどり着いていないでしょう。知識を体感に落とし込むことは、コツを掴めばできるようになります。

まとめ

緊張という言葉(情報)に惑わされてはいけない。
情報とは力である。
力は正しく認識し、正しく使う。
正しく使えば、脳の無意識はそのように動き出す。
 
 

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