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苦労は買ってでもしろ!という洗脳


苦労は買ってでもした方がいい
 
使い古された、立派な格言のように聞こえてきます。
 
私たちは、このような格言に「権威」を感じることで、その考え方を無意識に受け入れてしまいます。
 
人間の脳は、無意識に受け入れてしまった概念や通念をゴールと認識し、それを忠実に守るように、最高にクリエイティブに働きます。そのゴールは、行動における無意識下の判断材料となり、やがて圧倒的に「苦労する」マインドを構築してしまうのです。
 
苦労している人は凄い
苦労していない自分はダメ
エフィカシー(自己能力の自己評価)を下げる
もっと苦労したい(情報空間)
本当に苦労に満ちた人生になる(物理空間)
 
このようなマインドになってしまっている日本人は少なくありません。
 
私たちの住む世界は「物理世界」である一方で、脳と心という「情報空間」を巧みに操る生き物です。
 
私たちが無意識に考えていることは、本人の望む望まざるに関わらず、必ず物理空間に現れます。そして多くの場合、世の中に無意識に「思わされている」ことが多い傾向にあります。これは立派な洗脳であり、マインドを乗っ取られていることに他なりません。あなたは自分の人生を「誰かの情報」を基準に生きたいでしょうか?それとも「自分の好きなように」生きたいでしょうか?
 
今回は、「苦労は買ってでもした方がいい」という謎の格言について、吟味してみたいと思います。
 

なぜ大御所たちは「苦労」を語りたがるのか?

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特に大御所の方ほど、この「苦労話」を語りたがります。いかに自分が凄い苦労をして、そこを乗り越えてきたか。そして最後に語られるのが「若いうちは、苦労は買ってでもしておけよ」などという、史上最悪のアドバイスなのです。
 
大御所に格言っぽいことを言われるもんですから、ほとんどの人はそのまま無意識に受け入れてしまうことでしょう。
 
ではなぜ、大御所の方は、好んで苦労話を語りたがるのでしょうか?答えは明快です。苦労話はある意味で「ドラッグ」のようなものです。自らの苦労話は、脳内神経回路の「報酬系」と呼ばれる部分を発火させる作用があります。
 
要はたばこを吸ったり、お酒を飲んだりしたときに感じるあの感覚と同じ。報酬系が発火することにより、脳内神経物質であるドーパミンやセロトニンが出て気持ちよくなっているだけ。大御所殿の苦労話に付き合っているあなたはただ、報酬系の発火に付き合わされているだけです。
 

なぜ「苦労を買って」はいけないのか?

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答えは明快です。「苦労すること」があなたのゴールになってしまうからです。そもそも、苦しくて辛い、そんなことをあなたは人生に望んでいるでしょうか?本当に心の底から「苦労したい」と思っているでしょうか?
 
しかし、大御所に格言を言われてしまうことで、あなたのブリーフシステム(無意識による判断材料となる脳内情報)に「苦労しなくては・・・」という情報が書き込まれてしまい、無意識に「苦労するように」判断や行動を取ってしまうわけです。いやあ、個人的には、そんなことは辞めておいた方がいいと思っています。
 
人間の脳は、本当に凄い能力を兼ね備えていますから、無意識に「苦労」する方へ、する方へ、あなたを導くことでしょう。
 
私自身も20代前半は、全く同じ経験があります。「苦労は買ってでもしよう!」と、何事にも取り組んでいた私の無意識は、見事に次々と「苦労」を見つけ、私をその中に放り込んでいきました。
 
むしろ、「苦労している自分」に酔いしれていたのかもしれません。しかし、「苦労する自分」がゴールだった私は、なんの成果も上げることができず、頑張っても頑張っても何も得られない。そんな感覚を感じていた経験があります。

 

結果を出す人とはどんな人か?

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それでも、結果を出す人は苦労しているではないか!
 
そんな声が聞こえてきそうですが、それは「他人から見て」苦労「しているように見えている」だけです。本当に凄い成果を上げる人、社会に認められるレベルに自分を高めて行く人は、「苦労」なんて微塵も感じていません。
 
むしろ、心からwant to(〜したい)のことを、ただ楽しくてやっている。それだけです。例えば子どもがテレビゲームに夢中で徹夜してしまっても、それを「苦労」とは呼ばないでしょう。夢を叶えたり、結果を出す人の中では、「周りから見れば苦労に見えるけど、当の本人はただただ楽しいだけ」というような現象が起こっているのです。
 
人生はどこまでもシンプルです。何かを成し遂げたり、何かを叶えたりするのに必要なのは「苦労」ではなく「心からのwant to」です。シンプルに、好きなことをとことんやっておけばいいのです。
 
脳と心の仕組み、認知科学や脳機能科学などを活用すれば、社会的なマインドコントロールに遭うことなく、人生を楽しむことが容易くなるでしょう。
 
別に苦労なんか買う必要もなければ、売る必要もない。そのような概念自体忘れてしまえば良いでしょう。そして、好きなことを今すぐやりましょう。
 
誰もが自分らしく、生きて行くことができます。自分らしいビジネス、自分らしいライフスタイル、自分らしい指導、自分らしい恋愛、自分らしい老後、自分らしい人生を送ることが可能です。
 
そしてその全てのカギは、「マインドの使い方」にあるということを知って頂きたいと思います。それはきっと、一生モノの宝物になることでしょう。そして、マインドは「誰でも」「必ず」使いこなすことができるようになります。今がどんなにひどい状況でも、大丈夫です。
 

まとめ

・苦労は買ってでもしろ!は本当なのか?
・苦労話はタバコやお酒と同じ
・苦労がゴールでは、苦労しかない。
・結果を出す人は、苦労なんてしていない。
・マインドを書き換えれば、誰でも使えるようになる
 
 
 

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