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自分の指導力に限界を感じたときに考えたいたった一つのこと


何度言っても、選手が理解してくれない。
何度も何度も同じ指導をしているのに・・・
生活態度が良くならない。
 
指導者の悩みは尽きませんが、上手くいかないのであれば使えるようになりたいのは、我々に与えられた最後のフロンティアである脳です。
 
選手の至らなさを嘆くことにクリエイティビティを使うのではなく、指導者自身が脳を使い、自らが進化し、どんな選手も勝負の舞台で輝く一人前に育て上げられるようになることが、指導者としての幸せかと思います。
 
選手に理解してもらえない
選手に伝わらない
 
という悩みはよく耳にしますし、DAISUKEKOIDE.COMにもよくご質問を頂きますが、認知科学のパラダイムから見れば、我々人間など、到底理解し合えるような生物ではないことは明白です。
 
内部表現モデルを理解すれば、一人一人が感じ取ること、考えること、行動、判断、言葉への定義が異なり、スコトーマだらけなのですから、我々がどれだけ分かり合えたと思えた世界もまた、幻でしかありません。我々人間は、理解し合う事などできないという前提に立って、指導に当たる事は重要です。
 
苫米地先生のお言葉を借りればまさに、「一人一宇宙」です。我々が共有していると感じる世界は、学問の世界から見渡せば単なる幻想であり勘違いです。
 
そのような視点から入れば、指導に対してもっと真摯に向き合う事ができると同時に、やれることがあることに気がつきます。だからこそ、学問は重要なのです。
 
そしてやってしまいがちなのが、ゴールの押しつけです。人間は面白い生き物です。他人から押し付けられたゴールは、いくら頑張っても達成できないのが脳のカラクリです。
 
押し付けられた選手はクリエイティブ・アヴォイダンスを引き起こし、押し付けられたゴールが達成できない理由ばかりを見事にクリエイティブに生み出します。クリエイティブの方向性がゴール達成ではなくゴール未達成にフォーカスされます。
 
それは選手が悪いのではなく、それ自体が脳のカラクリであり、いわば生理現象です。お腹が減れば何かを食べるように、人間の脳は、他人から押し付けられたゴールは無意識にクリエイティブ・アヴォイダンスを引き起こすようにできているということです。
 
なんど言い聞かせてもわからない。
 
のは選手が悪いのではなく、人間の脳のカラクリを理解していない指導者の責任です。
 
では、我々に残された道は何かと言えば、選手たちの無意識に介入するという事です。選手を育て、導く指導者は、この無意識への介入法に優れ、選手自らにWANT TOのゴールを設定させます。
 
それさえ完了してしまえば、あとはオートパイロットです。全自動的に、選手たちは自分のゴールに向かってひた走ります。たとえばDAISUKEKOIDE.COMのクライアントなどは、止めなければ朝まで練習してしまう勢いです。(いやガチですwww)
 
それが脳を味方につけるということであり、無意識を味方につけるということです。
 
では、無意識への介入はなにかと言えば答えは驚く程シンプルです。無意識への介入の扉がRゆらぎであり、書き換え可能な状態になった選手に、ゴールを設定させるということです。
 
Rゆらぎとは、モーダルチャネルを置き換えて提示する事です。が、ここはシンプルに考えます。
 
シンプルに言えば、起こった問題や行動に対して、フィードバックさせるということです。フィードバックさせるとはどういう事かと言えば「答えさせる」ということであり、答えさせるためになにが必要かと言えばそれは「質問」です。
 
指導者方々は、その熱い思いが余って、つい自分の思いを語ってしまいます。それを世間では説教と呼びます。しかし、説教の先に成長はなく、その熱い思いの先にあるのは絶望です。
 
説教をすることがゴールなのであればそれは止めませんが、真に選手たちを伸ばしていこうと考えれば、起こしたいのはRゆらぎからの無意識の書き換えであり、ゴールの再設定です。しかも選手のWANT TOのゴールです。
 
そのためには、教えるのではなく導くのです。導くとは何かと言えば、「キミはどこにいきたいの?」ということです。行き先は選手しか知りません。行き先とはゴールのことです。
 
良質な質問によってRを揺らがせ、無意識に介入できた状態で内部表現を書き換えていくことが重要です。
 
これはあくまでDAISUKEKOIDE.COMの経験則ですが、優秀な指導者、DAISUKEKOIDE.COMのコーチングを受けた指導者と選手のコミュニケーションの8割は質問です。あとの2割はエフィカシーを上げる事に費やされます。
 
翻って、結果の残せない指導者と選手のコミュニケーションのほぼ9割は感想です。感想を言われても、自分のWANT TOでなければ、選手の脳まで届きません。野球の現場であれば、「ハイ!」と大きな返事がグランドに木霊するだけです。
 
脳はサボることにかけては天才的な臓器です。自分に必要のない情報だと分かった瞬間に、自動的に「ハイ!」と言っておけば良いというモードに入ります。
 
指導者として限界を感じている方、もっともっと選手を伸ばしていきたいと真摯に考える方は、専門的な指導を学ぶ時代に到来しています。
 
これは才能ではなく科学です。再現性可能な技術です。これらを習得すれば、指導とは何たるかを真に理解することができ、指導の奥の深さを探求することができ、指導そのものの真の楽しさを理解できます。
 
思いもよらないような成長を選手が遂げてくれ、その姿に感動するような日が訪れます。指導者をやっていてよかったと真に思えると思います。
 
磨きましょう!知性と能力を!
 
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