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例えば一流の選手や指導者たちの放つ言い表しようのない抽象世界


一流である彼らと一流ではない人間の間を分かつものとはなにか?
 
それはもちろん、身体的な操作術であったり、マインドの使い方であったりすると思います。
 
そして身体操作そのものを考える時、脳と心、心と身体というそれぞれの抽象度のものを地続きに、真摯に捉えて考えて行く必要があります。
 
彼らはただ単純に、行儀が良いとか、挨拶ができるとか、目上の人間を敬えるといった平べったい表現では言い表しがたい非言語空間に広がる抽象的な生き物です。
 
僕自身も、これまで様々な一流の方々に学ばせていただいたり、共に仕事をさせていただいたりする中で、圧倒され、尊敬し、そこから学び取ったその言い表しがたいものはなんなのか?といったことを研究していくなかで、それを体系化し、若者たちに伝えることができればと考えています。
 
よく表現としてする抽象的な話は、彼ら一流の人々は、アスリートであると共に、アーティストなのだというような話です。
 
いやあ、圧縮されすぎてわかりづらいですね。
 
例えば一流の投手の一流の投球は、マウンド上で自らの人生の全てを表現しているかのように見えます。
 
そして同時に、それを無理矢理に出すと言うよりも滲み出るようなイメージです。
 
一流たちは淡々と自分の仕事をこなしながらも、自分の一流としてのエフィカシーなり、セルフイメージなりがつい非言語情報として溢れ出てしまうような感覚です。
 
それを見せつけられた相手は、情報空間を支配され、圧倒されます。
 
それを見た観衆たちは、その言い表しがたい何かに感動し、ハイパーラポールを形成します。
 
図太く、野心に溢れ、燃え上がるような情熱がある一方で、それをリニアに感じるのではなく、どちらかといえば、かいま見えるかみえないか?といった印象です。
 
その隙間に、ほんの少し香ってくるようなイメージでしょうか?
 
そして、例えば日頃の周りの人間とのちょっとしたコミュニケーション、視線、所作そのものに、どこかエレガントで高いIQを匂わせます。
 
共感覚的な、いわゆるフロイトやユングに言わせれば「無意識」に語りかけてくるような話です。
 
そのような選手たちは、「こいつで負ければ仕方がない」といった風に思わせる何かがあります。こいつとなら心中しても良いというような思わせ方をするものです。
 
正直、野球という業界にはまだまだそういった選手は少ないと思います。
 
イチロー選手が、「野球界に尊敬する人はそんなにいない」といったような話をしていたことを思いましますが、まさにそのような感じです。
 
業界自体のレベルが、全然低いのです。
 
たとえばYOGA行者や舞踊の世界、アートとスポーツを分かつような世界には、そのようなプレーヤーが多数存在し、彼らはゴールの世界に常にいきています。
 

ゴールの世界こそが彼らにとってはリアルで、日常生活はある意味でオートパイロットです。そのオートパイロットのエレガントさ、無駄のなさは我々から見れば非常にエレガントであったり、少しお茶目であったり、そして時に圧倒的であったりします。
 
そのような抽象空間を高い臨場感で選手と共有することができれば、野球界でそのような選手を育てることは、可能だと思っています。
 
しかしそれは、「こうしなさい!」といった平べったい指示のようなものではなく、「君はどこまでいきたいのですか?」というゴールによります。
 
一流を目指したい、超一流の領域まで達していきたいと考える選手がいるのであれば、そのような教育をしていく準備も必要です。
 
 

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