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名コーチは勝つために指導しない。名コーチに共通するたった1つの視点


なんのためにスポーツを指導するのか?
スポーツを通じて、選手たちに何を学んで欲しいのか?
 
指導者、名コーチとして非常に重要な心構えにも関わらず、どうしても目の前の勝負に夢中になり、その視点がスコトーマ(心理的盲点)に隠れてしまうケースが目立ってしまう現状があります。
 
しかし、指導者の方が常に抽象度の高い視点を持って指導に当たることにより、その問題を解決することが可能となります。
 
抽象度の高い視点とは、簡単に言うと「見えているものから、少し視点を上げてみる」というイメージです。少し難しそうに思われるかもしれませんが、今回の記事を読んで頂ければ、すぐに取り組めるようにご紹介したいと思います。
 
ジャイロボーラーコーチングでは、指導者自身が「抽象度の高い視点を持って指導に当たる」ことをオススメしています。指導者がただ単に「勝つため」あるいは「自己顕示欲を満たすため」だけに指導に当たるのか自分も選手も含めた「勝利へ向けた過程」も全てひっくるめて指導に当たることができるのかで、選手たちへのコミュニケーションや指導スタンスも随分変わってくるからです。
 

スポーツを通じて選手が得られること

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スポーツを通じて選手、あるいは指導者自身が得られることはなにか?という部分を考えてみましょう。
 
例えば「試合での勝利」から少し抽象度を上げてみると新たな視点が現れます。やはり大きなテーマとして「選手たちの人間的な成長」が一番に上げられるでしょう。その他にも「選手自身が考え、失敗から学ぶことの楽しさ」などが上げられるかもしれません。
 

ゴールを設定することの大切さを知る

その中でも、指導者の方が大切にしてもらいたいと思うポイントは、「選手自身がゴールを設定する」という部分です。
 
誰かに言われた何かを目指すのではなく、自分自身が自らゴールを設定することが大切であり、スポーツを通じて「自分の基準でゴールを立てる」ことの大切さを味わい、経験して欲しいと感じています。
 
誰かに言われた何かを頑張るのは、奴隷と変わりません。自分の意志で、自分の道を決めてこそ、その自分の人生を自分で決めることに繋がることであり、人生の主導権を握ることに繋がります。
 

自らの意志で、ゴールを作ることの楽しさを体感する

そして、自分でゴールを設定したときの、心から涌き上がってくるエネルギーのようなもの、心からwant to(〜したい)な気持ちも、選手たちに同時に味わってもらいたいのです。
 
心から「こうなりたい!」「これができるようになりたい!」という気持ちは、誰かに言われた何かをする時には比べ物にならないほどのエネルギーが湧いてくるものです。
 
脳機能科学的な見方をすれば、脳内にドーパミンやセロトニンなど、行動を促したり、幸せを感じたりする脳内神経物質が大量に出てきます。
 
そういった状態こそが、ゴールに対して心から楽しみながら進んでいける状態であり、子どもの頃からそういった気持ちを味わうことは、何にも代え難い経験だと言えます。
 

スコトーマの外れる感覚

そして、自らがゴールを設定し、心からワクワクしながら取り組むことによって、少しずつやり方や方法が見えてくるという感覚=スコトーマ(心理的盲点)が外れる感覚を、スポーツを通じて味わってみて欲しいのです。
 
スコトーマ(心理的盲点)は、ゴールがあるからこそ外れてくるものであり、ゴールがない選手、あるいは誰かに言われたゴールを目指している選手の無意識は、常に現状維持を続けていってしまうため、スコトーマが外れることはありません。
 
スコトーマが外れる時、それは新たな可能性や逆転の発想、今までに見えていなかったチャンスなどが見えることを差します。その時の感覚を味わうこともまた、選手たちにとって非常に貴重な経験になってくるはずです。
 
スコトーマが外れた経験を持つ選手たちは、スポーツの世界に限らず「必ず方法はある」というブリーフシステム(信念)を持つようになります。高いゴールに向けて、やり方も道筋も分からない所からでも、「大丈夫!」「まだ見えていないだけだ!」という前向きなセルフイメージを持てるようになるのです。
 

仲間と大きなゴールへ向かう楽しさを知る

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これは特に団体競技に当てはまることと思いますが、1人では到底成し遂げられないようなゴールでも、大勢で同じ高いゴールを目指すことによって、新たな可能性が生まれてくる感覚、その楽しさ、嬉しさなどを肌で感じること。
 
それが、スポーツをする最大の喜びの一つであると共に、スポーツ以外の様々なステージにおいて、非常に重要な感覚になってくると言えるでしょう。
 
選手たちがその後成長し、社会に出て活躍していく上で、「人間関係」といったものは切っても切れないものです。スポーツを通じて、仲間とともに大きなゴールへ向かう楽しさを、肌で知っているのか、知らないのか。それは、スポーツがもたらしてくれる最大の恩恵と言ってもいいかもしれません。
 
このチームにはこれが足りないから、オレはこれを練習する!
今日の試合ではあのミスが出たから、次はこうしよう!
 
自分の立ち位置を見つけたり、組織にとって必要なものを俯瞰して見る力が備わってきたりと、選手たちが延ばす可能性は計り知れません。
 
その全ての根底にあるのが、「want toのゴール」を設定し、自らの意志によって前に進むこと。それを指導者、チームメンバーと共有し、より高いゴールに向かって力を合わせることなのです。

名コーチの視点を獲得する

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指導者として選手たちと向き合う時、指導者自身の抽象度の高さが、いかに重要かお分かり頂けたかと思います。
 
これまでそこまでの視点はなかった。
 
そんな風に思われた方はぜひ、この「抽象度の高い指導者としてのゴール」を設定してみて下さい。選手と同様、指導者、経営者自身にもゴールが必要であり、設定することで様々なスコトーマが外れ、新たな世界が見えてくるのです。
 
そして新たな視点から世界を見て、選手たちを見て、名コーチ、名監督、名指導者へと圧倒的なスピードで成長していってもらいたいと思います。
 

<まとめ>

・選手たちにスポーツを通じて何を伝えていくのか?
・指導者自身の抽象度が、チームの全てを決める。
・ゴールを設定することの大切さ
・心からwant toのゴールを設定することによって、涌き上がる情熱の感覚を味わう
・スコトーマが外れる感覚と体験
・仲間との大きなゴールへと進む楽しさ、その中での体験を味わう
 
 
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