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ソクラテスはそれを産婆術といい、僕たちはムネリンに心を打たれる。


結果が出ないことというのは相当に落ち込みますし、全てを投げ出してしまいたいという衝動に駆られるかと思います。
 
DAISUKEKOIDE.COMでも様々な方面のクライアントさんから「結果が出なくて辛い」といったご相談やメールを頂きます。
 
もちろん、高いゴールを目指して人生を歩いていれば、結果が出ることよりも、壁に打ち当たる回数の方が圧倒的に多いですし、その中で自分の愚かさや力のなさを痛感するのではないかと思います。
 
例えば以前も、ある野球少年が涙を堪えながら相談してくれたことが印象的です。
 
「試合でも結果が出なくて、自分のバッティングが全然できない。もう毎日が辛くて、野球も学校も全て辞めてしまいたい」
 
もちろんその子はエフィカシーの高い子ですし、その中で自分の思うような結果に繋がらず、猛烈に練習しているにも関わらずベンチ入りメンバーから外されてしまいました。
 
しかし、彼からの相談を受けて僕はシンプルに素晴らしいと感じました。
 
お前は一体どこまで野球を愛しているんだと。
 
例えばこれは僕の話ですが、僕自身はコーチとして、様々な企業やプロを含めた野球の現場でコーチングの仕事をさせて頂いていますが、今まで一度も「野球に愛されている」などと感じたことはありません。
 
どちらかと言えば、こちらが一方的に野球を愛しているだけなのだなあと感じますし、もしもこの世に野球の神様などがいるのであれば、それは恨みたくなるほど野球等に愛された経験などありません。
 
もちろん現役時代など、良い思いをしたことなど一度もありませんし、甲子園に出たと言っても、ただ声を張り上げて仲間を応援していたよく見かける高校球児の1人です。(いやまあ、それはそれで、恵まれているのですが!)
 
血眼になって打ち込んだ練習に対する見返りなど、ほとんど感じたこと等ありませんし、どちらかといえば、練習しても練習しても結果など出せない三流以下の選手であったように思います。
 
ではなぜここまでコーチとして機能を果たせるかと言えば、シンプルに、「なぜ上手くなれないのか?」「なぜ勝てないのか?」「なぜ才能のある者が結果を出せないのか」を真摯に考え、学んできたからです。
 
僕自身の無意識は、シンプルにそれが知りたかっただけのことでしょうし、同時に自分のような懸命に挑んでも全く報われない人間を出さないようにしたいという思いもあるのかもしれません。
 
ただ、こちらが一方的に恋しているのです。ゴールとはそのようなものであると思います。
 
私は天才ではありません。
ただ、人より長く一つのことと付き合っていただけです。
 
アルベルト・アインシュタイン
 
例え自分が愛されなくても、自分に見返りがなくとも追い求めていきたいと思えるものがwant toであると思います。
 
一度恋してしまえば、後には戻れない感覚です。立ち止まって、忘れようともがき苦しんだとしても決して忘れることのできないものが恋でありゴールであると思います。
 
Kinki Kidsではないですが、愛されるよりも愛したいのです!愛されることではなく、愛することで報酬系は刺激され、我々のロケットブースターは起動するのです。報酬系とは行動におけるエンジンです。
 
愛されるよりも愛したいと言って思い浮かべるのが我らの元気印ムネリンこと川崎宗則選手です。
 
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ムネリンお帰りなさい!

 
ソフトバンクホークスでプレーし、ある一定の地位を確立し、そして彼はメジャーリーグに渡りました。しかしそれは、大型契約ではなく、マイナー契約による過酷なメジャー挑戦でした。
 
ムネリンのゴール設定の上手さは見事だなあと思いますし、誰よりも野球を愛するその姿勢に私たちの心は動かされます。なんというかカッコいいです。
 
ムネリンが三振しても、ミスをしても、ムネリンを観るだけで我々の心に何かが宿るのは、彼の現状の外側のゴールと、シンプルにwant toを追求し続ける姿勢であるように思います。
 
その中で、結果が出ないときほどすべきことは何かと言えば、ゴールの更新です。自分はどうなりたいのか?どうありたいのか?どう生きていきたいのか?何をどう改善したいのかを明確にすることです。
 
結果が出ないときというのは、ほとんどの場合情動が飛び散り、冷静な判断ができないケースがほとんどですし、私たちの脳はそのような仕組みです。
 
海馬と扁桃体の連係プレーから前頭前野を働かせたいのです。無意識を意識化することで、R揺らぎを起こしたいのです。IQを上げて、現在の自分の目の前の壁に立ち向かうことが重要です。
 
「コーチとして、ヒアリングだけでホントに選手は成長するのですか?」といった質問を頂くことがありますが、むしろヒアリングし、無意識を意識に上げることによってしか、私たちの成長はありません。
 
IQが下がり、情動支配の状態で闇雲に何かをしたとしても、本当に得たいものを得ることはできないのが脳の仕組みです。
 
ソクラテスはそれを産婆術といい、相手のロゴスを引き出すことこそが教育であると説きました。
 
自らの持っているロゴスを提供したとて、IQの下がった状態の選手にはスコトーマになって見えないのです。需要と供給がマッチしていたとしても、目の前の欲しい商品が選手には見えないのです。
 
スポーツであれビジネスであれ、大切なのは自分の脳のマネージであると思いますし、それが上手い人間は、結果として圧倒的な成果を上げていきます。
 
DAISUKEKOIDE.COMでは、今後もそのような分野を探求していきたいと思いますし、クライアントさん達と切磋琢磨していきながら、共有していきたいと思っています。
 
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