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松坂大輔投手は500勝できる!?苫米地理論からみたゴール設定と身体考察


甲子園での延長17回、250球の快投。
2日後の決勝戦でのノーヒットノーラン。
史上五校目の春夏連覇
鳴り物入りでプロに入団。デビュー戦での155km/h
新人王
最多勝
沢村賞
100億円メジャーリーガー
WBC(ワールドベースボールクラシック)での活躍など。。。
 
マンガ・ドカベンもびっくりのサクセスストーリーです。
 
しかし、相次ぐ怪我をきっかけに、現在福岡ソフトバンクホークスに在籍しながら、2軍での試行錯誤を繰り返している松坂投手。
 
輝かしい野球人生を歩んできた松坂大輔投手が苦しんでいます。このブログを本人がご覧になるかわかりませんが、コーチとして、現在の松坂投手をどう考え、どう考察するか。大変勝手ながら、記事にしてみたいと思います。
 
一時的にスランプに陥ってしまった選手にとっても、非常に有意義な内容になるとおもいます。苫米地理論やコーチングを学んでいらっしゃる方にも、良いと思います。
 

松坂投手の体つきから見る方針

 
180cm 75kg 比較的スリムな身体でプロに入団した松坂投手ですが、現在93kgと、20kg近く体重が増えています。
 
プロに入ればある程度の筋肉量、1シーズン通して投げ抜く為の身体作りは必要です。
 
さらに、松坂投手の代名詞と言えば「ストレート」です。
パワーピッチングで相手をなぎ倒す松坂投手は、まさに「お金を払って観に行く価値のある投手」です。スポーツというよりも芸術です。
 
しかしここで大切な視点になってくるのは、松坂投手の「パワー」が「どこからやってきているのか?」という視点です。苫米地理論でいうところ「抽象度」の視点です。
 
パワーピッチング=筋肉量というのはある意味で思い込みです。人間の身体はシンプルですが、構造は複雑です。シンプルなのは使い方であって構造ではありません。特に投手の場合は身体を大きくすることに失敗し、怪我に繋がる投手は思いのほか多いのです。筋肉をつけるな!ということではなく、デザインされた筋肉をプランニングしてつけるべきなのです。
 
野球において筋肉量=パワーでないことは、お分かり頂けると思います。
 
では、松坂を松坂たらしめるヒントは、一体どこにあるのでしょうか?
 
下の動画をご覧頂ければと思います。これは松坂投手が、高校2年生のときの映像です。僕は松坂投手を語る時、この頃を「全盛期」=「もっともヤバい球投げてる時期」と解釈しています。相手をえぐるような、切れ味鋭いナイフのような球を投げています。怖いです。
 
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人間は「パワー」を意識するとき、無意識下に「上半身」特に、「腕」に力が入ります。答えはシンプルです。「イメージしやすいから」です。パワーという言葉に貼り付くイメージはほとんどの場合、いわゆる「腕っぷし」に関連づけられています。苫米地理論でいうところの「社会的情動」です。みなさんもほとんどの場合そうでしょう。
 
しかし、高校2年時の松坂投手には、上半身(腕)が作り出す「パワー」ではなく、「下半身からの繋がり」から生まれる圧倒的な加速と連鎖からの「パワー」を感じます。それはまるで、競り上がる連鎖が息をしているかのようなレベルです。
 
上半身は脱力し、下半身主導でスタートする投球は、上半身を引っ張り出し、脱力を続ける上半身は可動域まで気持ちよく綺麗にしなり、ボールはシュートしたり、スライドしたりを繰り返しています。今流行のツーシーム、カット系です。手塚理論でいうところの「ノーストライクピッチ」です。筋肉は「収縮」だけでなく「反射」を出し、ムチのようにしなる松坂投手の投球はまさに「人間の構造が織り成す芸術」の域です。
 
松坂投手のパワーは「筋肉」だけではなく、本人の持つ「芸術的な連鎖運動」に他なりません。手塚理論でいうところの「ダブルスピン」であり「クオメソッド」です。
 
こちらは「古武術」の達人による様々な技の動画です。いとも簡単に相手を投げたり、払ったり、避けたりしていますね。見るべきポイントは、「なぜ、こんな簡単にできるの?」という部分です。
 
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古武術とは平たく言えば、「人間の身体の構造を理解し、それを最大限利用する」です。
 
構造を理解していれば、仕掛ければいい場所がわかります。きっかけにより全てが最小のきっかけで最大の効率に広がるような動き出しをみせます。ドミノと同じです。最初の一つを倒すだけで、連鎖的に全てが自動的に作用します。身体は繋がっています。統括的に身体を使うことでこの作用を使うことができます。
 

脳と心、脳と身体の観点

 
良く耳にするのは、「松坂投手の体つきがあんなだからダメなんだ!」という論調です。しかしそこに科学がありません。単なる感情論です。ご本人ももちろん、様々な狙いや思いがあってのことです。感情論の機能はいいところ「酒の肴」です。コーチの機能は「ロゴス」(論理)です。
 
大切なのは「体型」ではありません。大切なのは「自分がどのようなピッチングスタイルによって投げて行きたいか?」です。その投手の持つゴールに応じて、身体は作られます。脳と身体は実際に繋がっています。脳神経からの命令により、筋肉は仕事をします。
 
そう考えると、松坂投手の脳の話になっていきます。僕からみた考察はやはり「パワーピッチング」という概念に影響を受けていると考えます。もちろんお話をじっくり伺う必要はあります。あくまで「考察」です。
 
これはプロとしての怠慢ではなく、「方向性」の問題です。苫米地理論でいうところの「抽象度」が役立ちます。一つ上の階層から俯瞰してみるのです。沢庵和尚でいうところの「見るともなく、全体を見る」です。
 
「大きくなったからダメ」ではなく、「パワーピッチングというゴールを持った可能性が高いから大きくなった」のです。物理空間と情報空間は連続的に繋がっています。これもオカルトではなく科学です。分からない方は勉強しましょう!
 

松坂投手は500勝投手になりうる逸材

 
松坂投手は日米通算164勝(100敗)という成績を残しています。もちろん数字的なものだけが、ゴールになり得ないのは事実です。しかしここで敢えて数字を上げるとすると「500勝」くらいを狙って頂きたいと思っています。ウソでもなんでもありません。本気です。現状の外です。金ヤン越えです。名球会に2回半入れます。新たな名球会を作れば良いと思います。
 
少なくとも50歳くらいまでは投げられる方だと思います。それほどまでに優れた投手であり、身体の強さ、繋がり系、瞬発系、ハート。どれをとっても間違いなく、日本一あるいは世界トップの投手なのです。
 
この動画を見て、松坂投手の苦しみが高い臨場感で伝わってきます。しかし、いたってポーカーフェイスなのが松坂投手の凄いところです。これこそが超一流である証です。人に理解してもらおうなどという甘えた気持ちがどこにもない、戦う男です。一言でいえば、カッコいいです。
 
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※ちなみにこちらが斎藤佑樹投手です。なんだかもう、可愛いですね。ライオンより激しい男だったはずの斎藤投手は、社会的洗脳により、本当に「王子」になってしまったのでしょうか?
 
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初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった。この言葉は、初めに神と共にあった。万物は言葉によって成った。成ったもので言葉によらずに成ったものはひとつもなかった。(ヨハネ福音書)
 
言葉には気をつけなければなりません。言葉とは神、言葉とはアルゴリズムです。脳に入力された言葉は走り続けます。そしてその人を、本当にそのような人間に仕立て上げます。
 
話題を松坂投手に戻します。
 
上の動画でも、やはり「自分のゴール」について、迷いがあることを口にしています。桑田さんだからこそ、聞き出せる話題だと思います。二人で二人三脚で、復活を狙うか、それか、僕も入れて下さい。絶対に戦力です キリ!
 
このインタビューのイメージとしては、モデルチェンジに対する「ネガティブな情動」が見てとれます。モデルチェンジにゴールを置こうとしても、報酬系が発火していないのが伺えます。
 
「ストレートへのこだわり」を「年齢」を理由に捨てる必要は全くありません。もっと速くなります。しかも、もっと楽に投げれるようになります。キレとスピードが戻り、ボールが息をするように熱を持ちます。相手のバットはいとも簡単にへし折られます。
 
必要なのは、こだわりを捨てることでも、年齢を敵に回すことでもありません。ゴール設定です。
 
ひとまず仮のゴールとして、50歳現役、300勝投手くらいからどうでしょう。見える世界が変わるはずです。RASが開きます。スコトーマが外れる根本原理です。
 
おそらく松坂投手なら、300勝は現状に入ってくるでしょう。そうなればゴール更新です。500勝でもいいですし、「二刀流!」でもいいでしょう。今のソフトバンクでレギュラーを獲るのは、いくら横浜高校の4番と言えども現状の外と言えるでしょう。もちろんゴールの設定は、心からのwant toによって、報酬系が刺激され、目が開くレベルのものがいいです。
 
つらつらと松坂投手の考察を「苫米地理論」と「手塚理論」を合わせてご紹介しました。
 
この2つは表裏一体です。脳からのアプローチと、身体からのアプローチです。いわば挟み撃ちです。変わらない方が難しいアプローチです。だからこそ、「心からのwant to」が大切なのです。最後は「変わろう」のそれだけです。ゴールが決まれば、松坂投手は500勝出来る投手であると確信しています。これは冗談ではなく、本気で目指し、楽しくて仕方ない野球人生を、歩んで欲しいのです。
 
ここまで論理を追求するからこそ、マインドは使えます。マインドを使うとは考えるということです。考え、気づき、意識に上げ、書き換えるということです。だからこそ、コーチをつけるというのは得策なのです。
 
 

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