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今、勇気が欲しいあなたへ〜ある小児麻痺の少年の奇跡の物語〜 ミルトン・エリクソン


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ある青年が、全身麻痺の重傷を負ったのは
 
 
 
眩しい青春の、真っただ中。
 
 
 
18歳の時だった。
 
 
 
彼はポリオ(小児麻痺)という病にかかった。
 
 
 
彼の母親はその日、
 
 
 
担当医から
 
 
 
「明日まで持つかどうか」と告げられた。
 
 
 
母親は激怒した。
 
 
 
しかし、激怒したところで、
 
 
 
息子の病が消えるわけではなかった。
 
 
 
これは本当にあった、
 
 
 
本当にいた男の話だ。
 
 
 
彼の意識は、三日三晩、
 
 
 
朦朧とし続けた。
 
 
 
動かせるのは、目だけだった。
 
 
 
身体のどの部分にも、
 
 
 
あったはずの感覚はない。
 
 
 
遠のいては、近づいてくる意識。
 
 
 
彼は、そんな中でもただ、
 
 
 
生きることを選択し続けていた。
 
 
 
それは他でもない
 
 
 
”彼自身の内側”から湧き出る、
 
 
 
「生」への執着と切望だった。
 
 
 
意識が遠のくその時でさえ、
 
 
 
彼にはゴールがあったのだった。
 
 
 
それから1週間が経過し、
 
 
 
彼は一命を取り留めた。
 
 
 
しかし、彼の身体には、
 
 
 
感覚は戻らない。
 
 
 
彼の身体は
 
 
 
ただの抜け殻のようだった。
 
 
 
彼はポリオにかかる前にも、
 
 
 
すでにいくつかの病と闘っていた。
 
 
 
彼は複数の感覚障害と
 
 
 
読字障害を持っていた。
 
 
 
「3」と「m」の違いを初めて認識できたときの感動を
 
 
 
彼は生涯忘れる事はなかった。
 
 
 
読字障害とは、そういうものなのだ。
 
 
 
彼は自立した人間になりたいと
 
 
 
小さな頃から願い続けていた。
 
 
 
彼にとって自立とは
 
 
 
人生におけるひとつのゴールであり
 
 
 
テーマであった。 
 
 
 
彼はそのゴールを見据えて、
 
 
 
幼少期から自らの意志で、
 
 
 
あらゆることから「学ぶこと」を続けてきた。
 
 
 
彼の中で「学ぶこと」に対する欲求が、
 
 
 
費えることは決して無かった。
 
 
 
彼にとって「学び」とは、
 
 
 
「生きること」そのものだった。
 
 
 
そして18歳になった彼は、ポリオを患った。
 
 
 
今、彼の身体のほとんどの部分に
 
 
 
感覚はない。
 
 
 
自立した人間になるために、
 
 
 
続けてきた全てが無駄になったと、
 
 
 
彼の取り組みをそばで見てきた大人たちは残念がった。
 
 
 
感覚障害、読字障害、そしてポリオを抱えた18歳の青年
 
 
 
しかし、彼の「学び」への意欲は、
 
 
 
決して費えることはなかった。
 
 
 
彼の持つ「自立した人間になる」というゴールは
 
 
 
決して変わることはなかった。
 
 
 
彼は自分を取り巻く全てに関心を持った。
 
 
 
聞こえてくる物音、人の声。
 
 
 
彼はそれらに耳を澄ませることから始めた。
 
 
 
あちらからやってくる足音を
 
 
 
彼はじっと聴き入った。
 
 
 
そして彼は、
 
 
 
それらの意味を解釈しようとした。
 
 
 
その足音を聞いて、
 
 
 
こちらに向かっているのが誰で、
 
 
 
その人がどんな心持ちなのか。
 
 
 
やがて彼はそれを
 
 
 
音だけで判断できるようになった。
 
 
 
そして彼は、
 
 
人生でもっとも尊い体験をすることになる。
 
 
 
その日彼は、
 
 
 
麻痺してしまい、
 
 
 
動かなくなった身体を
 
 
 
揺り椅子に結わえてもらった。
 
 
 
久しぶりに、椅子に座った。
 
 
 
椅子に座った彼は、
 
 
 
美しい外の風景が見たいと思った。
 
 
 
彼はそのために、
 
 
 
窓際に近づきたいと心から思った。
 
 
 
そうすれば、少なくとも外の世界を眺め
 
 
 
楽しむことができる。
 
 
 
しかし、その部屋には
 
 
 
彼以外にいなかった。
 
 
 
麻痺した自分の身体を
 
 
 
思う方向に動かしてくれる人は、
 
 
 
誰もいなかった。
 
 
 
彼は、自分の中で考え始めた。
 
 
 
もしも、窓に近づくとしたら、
 
 
 
自分はどんな動作を取るだろう?
 
 
 
こんな風に、足を動かして、
 
 
 
ここに手をついて、体重をかけて。
 
 
 
彼はそんなふうに、窓際に向かう自分を反芻した。
 
 
 
ふと気がつくと、
 
 
 
揺れるはずのない揺り椅子が
 
 
 
ゆっくり揺れていることに気がついた。
 
 
 
全身麻痺の自分が、
 
 
 
まったく動けるはずのない自分が、
 
 
 
座っている揺り椅子。
 
 
 
動くはずのない揺り椅子が、
 
 
 
明らかにゆったりと
 
 
 
揺れていることに気がついた。
 
 
 
これは彼が
 
 
 
素晴らしい発見をした瞬間だった。
 
 
 
彼にとって、
 
 
 
生涯忘れられない発見だった。
 
 
 
心から前進したい
 
 
 
心から望み
 
 
 
考えただけで、
 
 
 
それまで認識していなかった筋肉の潜在能力が
 
 
 
活性化する瞬間に立ち会ったのだった。
 
 
 
彼はそれをチャンスと捉えた。
 
 
 
それから何週間、何ヶ月
 
 
 
彼は、動きの展開と結びついた身体の感覚について
 
 
 
深く記憶を探り続けた。
 
 
 
何かを手に持ったとき、
 
 
 
指に生じる感覚がどんなものだったのか。
 
 
 
ひとつひとつの感覚を
 
 
 
丁寧に思い出すように、
 
 
 
心に描き出した。
 
 
 
進歩はゆっくりと、
 
 
 
しかし確実に訪れた。
 
 
 
そのうち指のうちの一本が、
 
 
 
ビクッと動くようになった。
 
 
 
ここぞとばかりに彼は、
 
 
 
その指を意識的に動かそうと懸命になった。
 
 
 
次に複数の指が
 
 
 
意識的に動かせるようになった。
 
 
 
やがて指をばらばらに動かせるようになり、
 
 
 
彼はそこから、
 
 
 
独自のリハビリ法を編み出した。
 
 
 
ちょうどその頃、
 
 
 
歩き始めたばかりの
 
 
 
まだ赤ん坊である妹の動きを彼は観察した。
 
 
 
赤ん坊が立ち上がるところをよく見て
 
 
 
自分の感覚と照らし合わせた。
 
 
 
自分が立つとしたら、
 
 
 
腕を土台にして、
 
 
 
身体を回転させ、
 
 
 
足をこんな風に動かして
 
 
 
腕にこんな風に体重が乗って、
 
 
 
それを反動にして立ち上がるだろう。と。
 
 
 
そして全身麻痺だった彼はついに、
 
 
 
立ち上がることに成功したのだ。
 
 
 
11ヶ月後、
 
 
 
彼は松葉杖をつきながら歩き、
 
 
 
明瞭に話ができるようになっていた。
 
 
 
再び四肢を使えるようになりたい。
 
 
 
自立した人間になりたい。
 
 
 
彼の”内側”から溢れ出るその強い意志は
 
 
 
当初の期待を大きく上回る、
 
 
 
いや、
 
 
 
想像もできないほどの回復を
 
 
 
現実のモノとした。
 
 
 
彼は確信していたのだ。
 
 
失敗や挫折から立ち直る力は、
必ずその人に備わっている。
 
 
彼はその後、
 
 
 
心理学、精神医学などを学び、
 
 
 
天才セラピストとして
 
 
 
多くの人々を救う人生を
 
 
 
全うした。
 
 
 
その男の名は、ミルトン・エリクソン
 
 
 
彼は「天才セラピスト」であったと同時に
 
 
 
「偉大なるコーチ」であったと
 
 
 
僕は解釈している。
 
 
 
偉大なるコーチとは、
 
 
 
クライアントの中に眠る
 
 
 
既に備わった圧倒的な能力を、
 
 
 
信じている人のことをいう。
 
 
 
クライアントの中に、答えは既にある。
 
 
 
クライアントの中に、まだ見ぬ凄いものが
 
 
 
眠り、隠れている。
 
 
 
クライアントは巻き起こった困難を
 
 
 
乗り越える力を既に備え持っている。
 
 
 
ミルトン・エリクソンは、僕の中での
 
 
 
「心の師匠」の1人である。
 
 
 
彼は知っていた。
 
 
 
マインド(脳と心)の持つ
 
 
 
本当の凄さを。
 
 
 
ゴールを描くことの
 
 
 
大切さを。
 
 
 
だからこそ、彼は
 
 
 
セラピストとして、多くの人を救うことができた。
 
 
 
彼の残したメソッドや方法論はたくさんある。
 
 
 
しかし、彼が一番言いたかったこと。
 
 
 
それは、「マインドの力を信じなさい」ということ。
 
 
 
「既に持っているのだと知りなさい」ということ。
 
 
 
「ゴールを描きなさい」ということ。
 
 
 
僕自身に、
 
 
 
コーチとして活動しようという
 
 
 
きっかけと情熱を与えてくれたのは、
 
 
 
ミルトン・エリクソンの人生だったのかもしれない。
 
 
 
今、勇気が欲しいあなたへ。
 
 
 
ミルトン・エリクソンという男の人生を
 
 
 
送りたいと思う。
 
 
 
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