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「自分たちの野球をするだけです」の本当の意味って?認知科学と野球


甲子園やプロ野球の世界でも、インタビューなどでよく耳にする言葉です。
 
インタビュアーは、明日の相手について、戦い方について、戦略やイメージについて質問をぶつけますが、素晴らしい選手や鮮やかに結果を残す指導者ほど、「明日も自分たちの野球をするだけです」といったような内容の言葉で聴衆を嘲笑います。(いや、嘲笑っているのではなく本音だと思いますが)
 
インタビュー的な、リップサービス的な側面ももちろんあるでしょうが、どこか達観したそのトークに、僕らはいつも首を傾げてしまうかもしれません。
 
ただ、ある程度野球というスポーツと真摯に向き合えば、このような感覚はなんとなく理解できるのも事実です。
 
何度も何度も試合に敗れる中で、時として自分たちよりも能力も実力も併せ持つチームに勝利することがあります。
 
そんな時ふいに感じる感覚が、「相手ではなく自分たちなのだな」というどことなく清々しい爽快感だったりします。
 
あの感覚はなんなのか?名将やスターたちが口にする「自分たちの野球」とはなにか?それを意図的に起こすには?
 
「自分たちの野球」「相手は関係ない」と表現されるものに対して、認知科学の枠組みで考えることで、その謎を解き明かし、自らのプレーやチームに対して意図的にそのような状態を起こすためのアプローチが可能です。
 
ポイントは「意識状態」です。
 
ASC(変性意識)とは、我々コーチングなどの分野に精通する方々にはお馴染みの言葉です。
 
とても簡単に言えば、「相手(チーム)よりも一瞬先に、変性意識状態に入ること」です!
 
この意識状態を作り上げるために様々なアプローチがありますが、その意識状態を意図的に、試合ではなく練習の中から起こしていけるようデザインしていくことが大切です。
 
様々なケースがあるとは思いますが、ポイントはその臨場感空間をいかに日頃の練習から起こしていけるか?によります。
 
相手よりも一瞬先に変性意識状態に入ることで、相手(チーム)の内部表現に介入することが可能です。
 
大舞台にも関わらず、当たり前のように普段通りプレーします。とこか相手の事などどこ吹く風といったように、当たり前に当たり前のことをある種淡々とこなしていくようなイメージです。
 
強いチームというのは、無意識にそのような意識状態を作り上げていることがわかれば、後はそれらをデザインしていけばいいだけです。
 
そして最大のポイントは、その変性意識を用いてどの臨場感空間にアクセスするか?にかかっています。
 
感動のTEDスピーチを繰り広げ、挫折から世界のスターダムへと駆け上がったエイミー・カディの言う通り「パワーポーズを取れ」と言う一言に尽きるかと思います。
 
 
勝負の世界において「正解」というのは存在しませんし、もっと言えばこの宇宙そのものが不確実でランダムに満ちたブラックスワンな世界なのであれば、やはり僕らに指導者やプレーヤーに必要なのは、自分にとっての正解であるゴールの世界ということに集約されます。
 

どのようなパワーポーズを取ればいいのですか?という質問は、本当によく頂くのですが、いやそれは全く逆で、「どのようなパワーポーズを取りたいのですか?」ということです。
 
自分を、あるいは自分のチームをどのような臨場感空間に連れて行くのかを自分で決めるというのがゴール設定であり、誰かに誘われればそれは洗脳です。自分で決めればいいのです。
 
我々が自分を、あるいは自分のチームを率いていこうとする時、科学を拠り所にすることは真摯な姿勢であるように思います。
 
経験則だけでなく、そのに科学を照らし合わせ、裏付けを取りながら、ハイスピードで進化していきましょう!
 
その辺りの指導やアドバイスもDAISUKEKOIDE.COMでは行なっていますので、ご相談ください(^^)
 

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