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「カルテット」に見る「ちゃんとした結果が僕です」現状の内側と外側の狭間で・・・


売れない演奏者4人組、カルテットが繰り広げる人間ドラマが人気を博しましたね。
 
音楽を諦め切れなかった4人。むしろ好きなことでしか生きていけないというのが人間という生き物の本来の姿のように思います。
 
ひょんなきっかけから、カルテットを組むことになった4人。
 
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満島ひかりさん扮するチェロ担当の「つばめちゃん」劇中に登場するコーディネートも素敵でした!

 
「音楽で食っていく」というゴールを掲げて、それぞれ最高に素敵な4人のキャラが織り成す様々なストーリーの中心に見たのは、「ドリーマー」であることの大切さと尊さ、そしてその美しさであるように感じました。
 
数々の大ピンチに見舞われる4人がなぜカルテットであり続けるのかと言えば、シンプルにゴールがあるからです。(もうホントにまともに音楽などできないじゃんと思うほど大ピンチだらけですが、彼ら4人は、ゴールを基に常にピンチをチャンスへと昇華していきます)
 
そして最も印象的なシーンが、クライマックスの迫った第9話に、4人が「夢」と「現実」の狭間で話し合う場面です。
 
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松田龍平さん扮する別府司(第二ヴァイオリン)役によって全く印象が変わる松田龍平さん素敵過ぎです!

 
それぞれが収入源を持たず、バイトを始めたり、資格を取ろうとしたり、カルテットであり続ける意味はあるのか?というこのドラマの重要なシーンです。
 
まだカルテットとして名が売れているわけでもなく、自分たちの才能に大きな自信があるわけではない。でも音楽は、好き・・・。
 
そんな彼らに大きくのしかかるのが、「現実」です。
 
「僕たちもそろそろ、社会人として・・・ちゃんとしないと・・・」
 
高橋一生さん扮する家森諭高(いえもりゆたか)がこのカルテットのリーダーである松田龍平さん扮する別府司(べっぷつかさ)に問いかけるシーンです。
 
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高橋一生さん扮するウルトラソウルな男「家森諭高」(ヴィオラ担当)思いのままに生きる男。

 
「ちゃんとしないと・・・」
 
松たか子さん扮する「まきさん」も満島ひかりさん扮する「すずめちゃん」も、諭高の言葉に同意するように別府に眼差しを向けます。
 
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謎多き第一ヴァイオリン担当「早乙女まき」を熱演した松たか子さん!

 
普段は温厚で、もの静かで、思いやりのある別府くん(松田龍平さん)は、胸の奥底に眠る思いを静かに語りかけます。
 
ちゃんとした結果が僕です。
 
「ちゃんと練習しようよ」
「ちゃんと楽譜見ようよ」
 
子どもバイオリン教室の頃から僕は、周りの子たちに言ってたんです。
 
その頃ちゃんとしてなかった子たちは今、世界中で活躍してます。
 
ちゃんとしようよばっかり言ってた僕は、今・・・
 
「ちゃんとしていた自分」とは決別し、「誰にバカにされようと、ゴールに忠実に生きる」ことを胸に秘めた別府くん(松田龍平さん)の決意が、なんともカッコいいなと感じるシーンです。
 
飢え死に上等!
孤独死上等じゃないですか!
 
僕たちの名前はカルテット「ドーナツホール」ですよ!
穴がなかったらドーナツじゃありません。
僕は皆さんの、ちゃんとしてないところが好きなんです。
 
例え世界中から責められたとしても、僕は全力でみんなを甘やかしますから!
 
これぞリーダーにふさわしいです。
 
普段はどこか頼りない別府くんが言うそのセリフには、音楽に対する愛、このカルテットに対する愛、そしてまさにゴールドリブンで生きることの嬉しさで溢れているように感じます。
 
ゴールとは何かと言えば、「誰にも理解されずとも、誰にも届かずとも、やりたいこと」ではないかと思います。
 
社会人として・・・とは裏を返せば「誰かに分かって欲しい」といった情動であるように思いますし、結局それを達成されたところで、残るのは「全然楽しくないじゃん」というシンプルなストレス以外にないように思います。
 
結局それは本当のゴールではなく、社会的情動のひとつであると思いますし、苫米地先生のおっしゃるところの「パノプティコン」でしかないのでしょう。
 
現代に生きている僕らは、「ゴールを持つこと」自体があり得ないことで、そんな人間を検閲するパノプティコンの世界の中で生きているということです。
 
しかし、なぜこのカルテットがドラマとして人気を博すのかと考えれば、人間の無意識レベルでは、皆そのように生きていきたいと感じているからに他なりません。
 
我々人類は、現状の外側にゴールを持つ者たちが好きなのです。そして現状の外側にゴールを持って生きていきたいのです。(むしろこれまでそうやって生きてきましたし!)
 
そういった人々が増えれば、地球はさらに豊かな惑星になっていくでしょうし、そのような世界はかなり面白いと思います。
 
 
 

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